夜中の

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夜中のテンション、かもしれないけど

 

最近自分を見つめ直すことがよくあって

成長してきたと思った自分が、実は失っていたものも多かったり

大切なことを忘れてしまっていたり。

 

もしかしたらそれは、大人になるにつれて増えていくのかもしれないけど

私の場合は曲にたくさん詰まっていた思いがあったので

もう一度振り出しに戻ってかんがえてみた。

 

 

何事も、想えば叶うって信じていた頃があって

今思えば、そんなわけないのにバカじゃないのって一蹴してしまうようなことを

ただ純粋に、本当にまっすぐ全力で信じていた、16歳の私。

 

なんとなく、キラキラしていた気がして、何にも気付かなくて幸せだった気がして

羨ましいなって戻りたいなあなんて懐古してしまう時もあるのね。

 

 

でもね、16歳の私だってだんだんと近づいて来る「大人」へのリミットに怯えて精一杯だった。

 

 

ただ無垢なだけじゃなかった。

不安も恐怖も知った上で、

それでもちゃんと、自分を信じていた。

 

 

ほら、大人になると(私も十分大人とは言えないけれど)

ある程度のことはできるようになって、そのぶん

頑張ってできること、と 頑張ってもできないことの区別がつくようになる。

多少のことは妥協できるようになるし、妥協しなきゃいけなくなるし

環境も、時間も、年齢も、自分に関わるすべてを言い訳にして

自分を守ろうと必死になることも覚える。

 

 

ただ漠然と「大人」になることが怖かったあの頃には

信じていられた自分のことを

明確に何が自分にとっての恐怖となりうるか、知ることができるようになったら

途端に信じられなくなる。

 

乗り越えるべき壁が何かわかっているのに

越えられなかったら恥ずかしいし、自分を保っていられないと思う弱さから

挑戦しようとしなくなる。

 

もしかしたら、私も染まってしまっていたのかなあ。

話は戻るけど、振り出しに戻って曲を聴いて考えてみて

変わることだったり、挑戦することに怯んでしまっていた自分に気づいたよ。

 

これくらいやれば、大体これくらいの結果はついて来るから

みたいな、妥協ばっかりするかっこ悪い、寂しい大人に染まってしまっていたのかも。

 

 

自分を信じるって他人を信じるより難しいこと。

だんだんと社会を知れば知るほど、自分は信じるのが難しくなるけれど

私の憧れる「大人」たちは、笑えるほど自分を愛して、信じているから

 

私も自分を信じられるように、魅力ある人間になる努力をしよう。

 

まずはそこから。

そして見失うことが、忘れてしまうことが、

もう二度とないように。

 

 

今日も胸張って生きていこう、ね。

ぜひ、一緒に。

 

 

それではまた、夜中にひっそりお会いしましょう。

(次回は、私の憧れる「大人」についてお話しできたらいいな。)

 

 

菜摘

 

 

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